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宮本研究室Miyamoto-Sato Lab.

宮本 悦子 総研院教授 Etsuko Miyamoto-Sato
研究室ホームページ
宮本研究室Miyamoto-Sato Lab.
研究分野Research Area
機能ゲノム科学、ケミカルバイオロジーFunctional Genomics, Chemical Biology
研究テーマResearch theme
インタラクトーム医科学に向けた細胞丸ごとインタラクトーム解析研究
化合物によるタンパク質のプロテアソーム分解制御の研究
標的タンパク質の動的機能解析が可能な疾患モデルマウスの創生
標的タンパク質の分解(ノックダウン)によるがんや免疫制御の研究
代謝物、食品成分、薬剤の副作用やドラッグリポジショニング研究
分子間ネットワークやインタラクトームの起原と進化の研究

ゲノムプロジェクトによるヒトゲノム配列解読から10年、ポストゲノム機能解析を経て、次世代シーケンサの登場に至り、個人のゲノムが短時間・低コストで解読可能なパーソナルゲノム時代が到来しました。生体分子のあらゆるデータ(ゲノム、プロテオーム、インタラクトーム、メタボロームなど)のマルチオミクス解析に基づく疾患の標的分子同定が、臨床現場で可能となる時代は、すぐそこまで来ています。我々は、次世代シーケンサと、オリジナル技術であるインタラクトーム解析技術(IVV法)を活用して、個の医療(オミクス統合解析)に対応できる標的同定技術を研究して行きます。また、標的同定のみならず、化合物による標的の分解(ノックダウン)を制御する事で、これまでに無い革新的な疾患の検証と制御を目指します。ひとりひとりの疾患の標的を定める事で、QOL向上のためのオンデマンドな「個のための治療や薬づくり」を実現する次世代の標的同定・検証・制御技術の基盤確立を目指します。

研究紹介

宮本研究室では、ケミストリーとバイオロジーを融合したケミカルバイオロジーの視点から、パーソナル医療における未来の薬創りを目標としています。そのために、3つのオリジナル技術を武器に、立ちはだかる大きな壁(谷)を乗り越えて、基礎研究と臨床研究の橋渡しに挑戦して行きます。具体的には、がん、免疫疾患、難治療疾患などの病気の原因遺伝子(標的)の同定に、分子ネットワーク解析技術である「ケミカルインタラクトーム(IVV法)」、同定した標的の機能を検証するために、遺伝子改変マウスを用いた「ノックインDDマウス」、そして、基礎研究により同定・検証された標的に対する薬を作るために、「ケミカルノックダウン(CANDDY法)」を研究開発しています。これまでの「阻害剤」の設計による創薬では、基礎研究で同定・検証された標的の75%に薬が作れませんでした(死の谷に転落)。CANDDY法を基に、全く新しい薬の設計方法として、タンパク質の機能を「阻害」するのではなく、タンパク質を「分解(ノックダウン)」することで病気を治療する「分子標的薬」を、全ての標的(ターゲットーム)に対して揃えられる技術をつくり出します(ターゲットーム創薬)。ターゲットーム創薬により、患者さんが必要とする分子標的薬(マイメディシン)を選べる時代の道を拓いて行きます。

Etsuko Miyamoto-Sato Professor

Labo’s Website

Miyamoto-Sato Lab.
Research Category
Division of Molecular Biology
Research theme
Whole-cell interactome analyses as a personalized omics technology
Protein degradation mediated by small compounds
Disease model mouse for dynamic functional analyses of protein
Degradation of target proteins for the control of cancer and immunity
Side effect and drug re-positioning for cancer and immunity
Origin and evolution of molecular network and interactome

Ten years passed from decoding the human genome sequence by the genome project. After a post-genomic functional analysis, the next-generation sequencer allows to decode their personal genome at low cost and a short time in the personal genome era. Every gene or protein is not alone, and plays its part in the interaction between molecules. The entirety of the interaction (interactome) between the biological molecules shows a change peculiar to an individual person according to the progress of diseases, such as cancer or immunity disorder. For the personalized medicine, using an original technique called IVV combined with the next-generation sequencer of interactome analyses as an omics technology, we aim at research and development for new technologies of the identification, inspection, and control of the target protein.